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sproutおぼえがき

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偶然の一致(寄るべのない)

4月2日
雨 気温低

昨日ブログを書いたあと、続けて石田千の「役立たず、」を読んでいたら、そのなかの「店長翌日」という随筆にこんな文章を見つけた。

「肩書きに、元がつくと、とたんに寄るべのないことになってしまうのだなあと教わった。」

昨日、仕事がない気持ちを寄辺がない、と書いたら、石田千さんがとうに書いてくれていた。
また本に驚かされてしまった。

石田千さんのことは、2つ前に働いていた職場の子から、「すごくはらださんぽいから」と『月と菓子パン』をすすめられて、何冊か読んだ。
東京堂でのトークイベントで見かけたこともある。

その結果、たしかになんとなく自分と似たようなところがあるような気がしてきてしまい、さらにその似てるかもしれない部分はどうも自分がもてあまし気味の部分のようであって、好き嫌いを棚上げして寝かせてあるのだっだ。
どういうところかというと、自分のことを好きなのか嫌いなのかこの年になってすらとんとわからないようなところ…。でもやっぱり意外と好きなんじゃないのと思わせるところ。
ご本人がきいたら大笑いするかもしれない。

石田千さんはいつもひとりであることについて書いている。
読んでいて、「ああ、あなたもそんなことを!」と手を握りたくなるようなことはないけれど、遠くか近くかはわからないが、向こうにも同じようなことを考えているひとりの人がいるな、と思わせる、ふしぎな力のある文章を書く人だと思う。

それから、お酒がのめてうらやましい。
お酒がのめると、たいていのことは2割がたやりやすくなる(と信じている)。
by titypusprout | 2013-04-02 18:31 | Comments(0)
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