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sproutおぼえがき

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無為な一日

4月19日 金曜日
曇り 気温低


冬が逆戻りしたような寒さ。

無為、という言葉を明朝体にして貼付けたいような一日。

無為にかけては私はちょっとした専門家である。

今日の一日をふりかえってみると、

朝6時30分に起床(これはえらかった。)
家の者を送り出し、あまちゃんを見たあとパソコンを開くも、あまりの眠さに再びふとんへ
目が覚めたら12時半
ふたたび目が覚めたら14時半
その後座ったまま時間が経過
18時頃、夜ごはんを作り始める
そして現在

とこのようになっている。

この、「座ったまま時間が経過」というところが無為の専門家たる真骨頂であって、通常自堕落の代名詞のように言われている「寝る」などというのは、「睡眠行動」という有益かつきわめて能動的な生産的行為といってさしつかえない。

ただ座っているということがどういうことか、想像しがたい向きもあるかと思うが、ひとつキッチンの椅子に座って、手を膝に軽く重ね、足はそのまま自然に前方に伸ばした状態を想像してほしい。




以上である。
そのまま数時間、テレビも見ず、パソコンも見ず、たまにテーブルに肘をついたり、パン屑を指で集めてみたり、ねこを目で追ったりする以外何もしない。
とくにありがたいことを考えるわけでもなく、2秒で忘れてしまうようなことを頭のなかに流しっぱなしにしてただ座っている。

ちょっとない才能だと思う。

小さい頃からよく、食事中に斜め下方向を見つめ静止していることがあったらしい。
よく親に「また止まってるよ」とたしなめられた。

記憶がよみがえってきたが、大学を卒業して、まだ実家に住んでいたころ、仕事が休みの日はよくこんな風だった。
あの頃は、周りの友人がみな必死で働いているのに自分はそうでもなくて、今思うと馬鹿馬鹿しいが、残業のない仕事、というのがとても恥ずかしく思え、反動でそうなっていたような気がする。
だったら空いている時間にいろいろやれば、という正論はこの際受け付けない。
事実やらなければいけないことはたくさんあったのに、ほったらかしていたつけが今まさに回ってきている私に追い打ちはかけないでもらいたい。

このような無為な日々も、振り返ればかけがえのない充電期間だと親切な人は言うかもしれないが、そんなことはまったくなく、今のところこれらの日々が何かを生んだという実感はない。
生産的な無為、というのがそもそも成立しないのであたりまえである。

最近そのころの感覚がやや戻ってきているような気がして、できればそこには戻りたくない。
当時の私の言い訳は「本を読んでいるので何もしていないわけではない」で、本といっても実際半分くらいはマンガ、具体的にはコーラスとヤングユーだったが、現在それが「家のことをやっている」にすり替わりそうな懸念がある。
「ブログを書いているから」になると事態はさらに深刻だ。

とりあえず何はせずとも本だけは読んだほうがいいと思った。
by titypusprout | 2013-04-19 22:45 | Comments(0)
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