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sproutおぼえがき

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耕雲館

7月26日 金曜日
晴れ 暑い




ひさしぶりに電車にのって、駒澤大学構内にある耕雲館を見に行った。


もらったパンフレットによると、耕雲館は1928年(昭和3年)築。設計者は菅原榮蔵。銀座のライオンビアホールなどもつくった人だ。

これが建築当時の写真(パンフレットより)
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威風堂々たる建物にみえるけど、ほんとはもっとこぢんまりしている。
元々は図書館として建てられ、今は禅文化歴史博物館になっていて、誰でも入れる(無料)。

パンフレットやいろんな紹介文にライト風ライト風と書いてあるので、フランク・ロイド・ライトの弟子かとおもったら違った。
ライト好きの菅原さんだったのである。

左右対称、幾何学デザイン、直線の組み合わせ。
この感じ、なんか思い出す…とおもったら、関東大震災後の復興建築に似ている。
元町公園の左右対称の感じなど。

ちょっとダダ、キュビズムっぽくもあり、こういうのが「流行ってた」大正時代ってやっぱりちょっと普通じゃないな…。



今日の耕雲館はこのようになっている。
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周りに校舎がせまっていて全景が入らない…。
実際見ると、白と明るい茶色の組み合わせが白黒写真よりかわいらしい印象。

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もっとちゃんと撮ればよかった…。


内部は八角形のドーム型になっていて、天井は明るい色合いの「ライト風」ステンドグラスになっている。(内部は撮影不可)
図書館時代はここが閲覧室だったとのこと。うらやましいよ…。
ちなみに館内のひと休み用長椅子は図書館時代のものらしいと一緒に行った友人が教えてくれた。


戦後の一時期、赤坂離宮が国会図書館だったころ、上野の帝国図書館(今の国際こども図書館)が現役だったころにタイムスリップして、学生さんのふりして利用したいとよく夢想する。
ここも私のタイムスリップリストに計上だ。

上野の帝国図書館は、大学生のころに行って入り口からなかをのぞいたことがある。(当時は国立国会図書館の上野支部)
そのあとすぐに改修工事が始まったのをおぼえているから、1997年くらいだろう。

道路にたいして斜めに建物が建っていて、入り口には優雅に朽ち果てた、駅舎のような木造のひさし(車寄せだったんだろう)が道路と90度の角度で突き出していて、前庭には池があった。
しんとした上野公園の裏手で、連れとゆがんだ時空にいるような気持ちで敷地内を去りがたく歩き回ったのを覚えている。
実家のどこかにその日撮った写真がまだ残っているだろうか。


駒澤大学の構内は学生さんでいっぱいだ。
耕雲館前の校舎の前は喫煙所になっていて、男の子はみんなそこでタバコをすってだらだら時間を浪費している。
そういう変わらなさにちょっと安心したりする。
女の子はいない。最近の女の子はタバコを吸わないのかあ。

それにしても、女子大学生はいつの頃からこんなにミニスカートなのか。

さいきんはこの友人と会うとき、お昼に会って、ちょっと何かして、お茶をのんで夕方には帰る。
友人の予定に合わせてのことだが、それが私にもちょうどよくてけっこう気に入っている。
by titypusprout | 2013-07-26 23:59 | Comments(0)
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